2013年も残すところ三ヵ月となりました。早くもお節料理のパンフレットが店頭に飾られ、やりきれていないことの多さを考えると、少々気持ちが落ち着かなくなります。
10月は毎年、元旦の新聞に掲載する原稿の納入期日が参ります。毎年もうそんな時期なのだなあと感慨にふけるのですが、前年に書く翌年の「今年の干支の運勢」を読んでみると、改めて年の干支はその年の傾向をよく示していると思えます。
2011年の辛卯(かのとう)の年は、噴火や地面の陥没や洪水などの災害を心配し、卯の国日本には辛い一年がくるなどと書きました。引き続き2012年の壬辰(みずのえたつ)の年は激震が走ることを示し、国のリーダーが変わる大きな変革期であること、そして今年2013年は人々が心の支えを求めていること、確かな筋道が示されなければ一揆すら起こりかねない状況と書き、ネット犯罪の多様化と、水産物の問題が深刻になること、水に流された後の大地に守るものが明確に示され、確かな測りとなる道筋が見えてくるなどと書きました。
あと三月を残し、守るものを明確にして確かな道筋が示されたのか、よく観察しつつ、来年の甲午(きのえうま)を読み説かなくてはと思います。甲午は表面的に明るく華やかな話題が多くなりそうですが、まだ根幹の勢いは強くありません。確かにオリンピックの招致など表面的には明るい話題ではありますが…